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2016年3月の記事

2016年3月27日 (日)

桜鱒特捜最前線 その2

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今シーズンはとても幸運だ。2本目の桜鱒と出会えた。

情報では先々週の雨でサクラマスのまとまった遡上があったようだ。

サクラマスは既に上流に上がってしまったのだろうか。

サクラマスの遡上は第一陣・第二陣と潮まわりによって順次始まるものと思われる。

4月でも、まだまだ海の定置網にサクラマスは掛かるので、順次フレッシュな個体が

まだまだこれから入ってくると思われる。

下流を狙うか上流の渕や堰堤を狙うか迷う。

毎年大雨や工事の影響で川の様子は刻々と変化する。

渕に砂がたまって浅くなったり、川の流れが全く変わったり、消波ブロックが入ったりして、

魚の付く場所も変わっていく。

 

他の釣り人を気にすることなくルアーを投げれる場所は、潮止めよりも下流のオープンなエリア。

上流になると、魚の付く渕や流れ込みには先行者が必ずルアーを投げているので、

入りたいポイントにはなかなか入れない。

とりあえず最下流の深みのポイントでルアーを転がしてみるが反応はない。

 

 

 

 

 

 

 

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続いて中流の流れ込み&消波ブロックの複合渕にエントリーする。

ルアーは定番のバスディのシュガーディープ80の赤金。

この場所はさっきまで先行者が攻めていたが、釣れたのか釣れなかったのか、今は誰も

居なくなっていたので、すかさずエントリーする。その3投目でヒット。

前回の黒金に続き、やっぱりヒットカラーは統計的に黒金・赤金の2色が多い。

少し渇水気味だったので、ヒットポイントは流芯だった。

ヒットしたサクラマスはルアーを取り払おうとひたすら首を振って暴れ続ける。

このファイト時間がやたら長いので、バラシしてしまいそうな気がしてはらはらする。

 

 

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サクラマスルアーは比較的狭い川での釣りなので、飛距離はあまり必要ない。

飛距離が必要であればスプーンを投げればいい。

ミノーで必要なのはボトム付近をトレースできる潜水能力の高いルアー。

水深によってミッドダイバーとディープダイバーを使い分ける。

ミッドダイブはティムコのシュマリ90MDかシュガー2/3ディープ85かショートビル85を、

ディープダイブはシュガーディープの90と80を使い分ける。

水深の浅い荒瀬などではドリフトトゥイッチャー85を

とにかく深く潜らせたければレンジバイブの70ESが重宝する。

シュガー2/3ディープの92はシルエットがデカイのであまり使う気にはならない。

ベストサイズはシュガーディープの80だと思う。

ということで必然的に安くて比較的取扱店の多いバスディ製品ということになる。

フックはがまかつTREBLE RBのMの#5と#6にすべて付け替えておく。

フッキング重視でMHではなく細身のMで、SPでなくRBがベスト。

これは青物以下のすべてのルアーフィッシングで当てはまると感じる。 

 

 

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写真を撮ってすぐにリリースする。

元気に川に戻っていった。

ほんとサクラマスの背中側の模様はあまり綺麗とは言いにくい。

蛇のような模様だ。

これも外的から身を守るためのものなのであろう。

 

 

解禁日は吹雪で手がかじかんだ釣りをしていたが、

ここ最近は気温も上がり、猫柳の芽や菜の花が咲き出しており、

桜の花が咲き出すと、桜鱒も中盤戦を迎える。

例年釣れないままあっという間にシーズンが終わるのが定例だが、

今年は運よく前半戦から魚の顔を拝めれている。

自然と魚に感謝したい。

 

 

 

 

 

2016年3月 8日 (火)

桜鱒特捜最前線・・・桜咲く

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釣りの醍醐味は自然の中で季節の巡りの中で魚と出会えること。

それを一番感じられる魚がサクラマス。

渓流に住む魚なのに、その一部が海に下っていき大きく成長する。

体格も顔つきも模様も、全く違う姿に変身して精悍なプロポーションになる。

海に入ると、はるかオホーツク海辺りまで北上して何年かしてまたもとの川に戻ってくる。

なぜそんな生態になっているのかは誰にも分からない。

氷河期の生態のなごりが遺伝子情報として残っているというのが有力な説だが、

生きるため、強い子孫を残すためにそうなっているのだろう

 

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サクラマスをルアーで狙うには、ディープダイブ系のミノーにスプーン、最近はバイブレーション

などが一般的。

川の中は障害物や根掛りの多い場所になるから、むやみにディープダイブのルアーを投げると

すぐに根掛かってロストする。

そうならないためにも一年を通して川に通って水中の様子を熟知しておかないといけない。

どこに深みがあってどこに木が沈んでいるか、夏場などの渇水時に川の中を歩いてまずは

調査することになる。

そうすることで雪代で水位が上がって濁った川の中の、どこに魚が付くかが大体分かってくる。

ローカルの鮎師などは、自分の通う川の中の石の様子とコケの付き方を全部知っているらしい。

 

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山女がその姿を変態させたのがサクラマスだが、結構やばい歯の生え方をしている。

サゴシのような牙が内側に向いて伸びている。

 

サクラマスの引きはウグイやニゴイとは比べ物にはならないし、デカサイズの鱸のように十数秒で

お腹を向けてしまうようなことはなく、そのファイトの時間がやたら長い。

魚が疲れて足元に寄ってきたかと思えば、すぐに反転してドラグを引っ張って深みの中に逃げてく。

なかなか弱らないのがサクラマスの特徴だ。

そりゃオホーツク海まで泳いでいってまた戻ってくるのだから、スタミナは半端じゃない。

サクラマスはルアーにヒットすると、ヘッドシェイクしたり、ボディーをローリングしたり、または

ジャンプしたり派手に暴れることが多い。

この魚はひたすら右へ左へ走り出すファイトだった。

 

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お腹は銀白色でとても綺麗だが、背中側はまだら模様にカモフラージュされていて

陸からはその姿を見つけるのはかなり困難。

これも生きる道なのだろう。

リリースした魚体は、まだ冷たい川の水の中を元気に深みに戻っていった。

 

 

こうして今シーズンも自然の中で希少な魚と出会うことが出来て本当に嬉しい。

年に一本釣れたらそれで充分な釣り。

また来年もいい出合いをさせてもらいたい。

 

 

 

 

2016年3月 6日 (日)

特捜部 捜査活動開始

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3月になって暖かくなったので捜査を再開。

まずは例年通りサクラマス狙いに北の川へ車を走らせる。

淀川の戻り鱸もちょうど時期が重なるが、サクラマスはこの時期しか釣れないので

サクラマスを優先にして、もし運よく釣れたならば、即淀川に浸かりに走る計画。

例年その計画なのだが、計画通りに事が運んだためしは少ない。

 

今シーズン最初の一匹はお約束のニゴイ。

ニゴイかウグイかどちらが活発にルアーを追いだすのは、そこそこ水温が上がってきているからか。

あまり水温が高くなるとサクラマスの活動は鈍るので、そこそこ低めの水温が続くほうがいい。

 

続いてルアーを追ってきたのは、これもお約束のウグイ。

 

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2匹が立て続けにヒットする。

ルアーはシュガーディープ90の黒金。

黒金信者の自分には満足納得のヒット。

 

今シーズンは狙う場所を少し変えて、足元護岸の深みをディープダイブのミノーで

ボトムをたたく感じで引いてきて、最後護岸のブロックにリップをぶつけるイメージで攻める。

 

よくヒットパターンで聞くことだが、ルアーをピックアップする寸前に足元のテトラ脇から

サクラマスが飛び出てきたっ!てやつ。

サクラマスは深みのある障害物周りにステイしていることが多い。

この攻め方で、良型のニゴイとウグイがヒットした。

大きな魚は居る場所はだいたい似ていると思われる。

流れがあたってそれが少し緩んだ水深のある渕。

そこに消波ブロックがあれば条件はいい。

サクラマスもそんな場所についているに違いないと思われる。

 

 

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渕の横に流れ着いた木の枝の塊の中から、シュガーデープを見つけた。

アイマのパワフルスナップに見覚えのあるカラー。

リーダーの結び方から見て多分、自分が去年上流でロストしたもの。

フックは2本とも錆び落ちて付いてなかった。

パワフルスナップは全く新品同様。錆はなし。これはすごい。

自分のルアーが生還してくると嬉しい。

 

 

 

今シーズンは何かいいことが起きそうな予感が・・・。